この記事では、クリックしたくなるサムネ・タイトル作成のコツについてお伝えします。
サムネイル・タイトル作りって悩みますよね?
一生懸命考えて「これだ!」って思ったサムネ・タイトルでもいざ動画をアップロードしても全然見てもらえないことってありますよね。
もちろんたくさんの人に見てもらうことは大切ですが、誰でも彼でも見てもらえればいいというものでもありません。
肝心なのはあなたのお客さんに見てもらうことです。
お客さんに見てもらうサムネイル・タイトルの作り方にはある一つの視点が必要です。この記事ではその一つの視点についてお伝えします。
この記事をご覧になると、お客さんに見てもらえる、集客できるサムネイル・タイトルの視点についてわかります。あなたのお客さんを増やすきっかけにしていただければ幸いです。
どうぞ最後までお付き合いください。それでは行きましょう。
サムネ・タイトルの役割は?
サムネイル・タイトルの役割ってなんだと思いますか?
僕はずっと動画の中身を表すものだと思ってました。「どんな内容の動画か?」を伝えるものだって。
「動画のサムネイル・タイトルだからそんなの当たり前じゃないか?」って思われましたか?
確かに教科書とか、会議資料、レポートなど、中身が見られる前提のコンテンツってありますよね?そういう場合は中身を表すタイトルや表紙がわかりやすくて便利ですよね。
YouTubeのサムネイル・タイトルも見る人によって役割が違うんです。
- 見るのが前提、当たり前の人に表示するサムネイル・タイトル
- 見るかどうか決めてない人に表示するサムネイル・タイトル
「1なんてあるのか?」って思われました。これは、芸能人やインフルエンサーなどファンがついている場合ですね。
でも僕みたいな無名でファンもついてない人のYouTubeの動画は中身が見られるって決まってますかね?
そう決まってないんです。むしろ見られない可能性の方が高いのです。有名人のマネをしちゃいけないというのはそういうことですね。ほとんどの人は、「見るかどうか決めてない人」へ向けてタイトル・サムネイルを作るべきなんです。
ではそんな場合のタイトル・サムネイルの役割って何でしょうか?
動画の中身を伝えたところで見てくれるでしょうか?見てくれないですよね?
サムネイル・タイトルの役割は動画の再生ボタンを押してもらう、つまり動画を見てもらうこと、ただそれだけが役割です。
動画の中身を伝えるんじゃなかったら何を伝えるの?
YouTube見る方に立った方がわかりやすいです。思わず見たくなるサムネイルとそうでないサムネイルが明確にあるのではないでしょうか?
そう、お客さんが思わず見たくなることをタイトル・サムネイルで表現する必要があるのです。
「あたりまえやんけ?」「それどうするか言えや!」って思われました?
ではお客さんの思わず見たくなる動画のタイトル・サムネイルってどんなタイトル・サムネイルなんでしょうか?
お客さんが思わず見たくなるものって?
例えばハサミを販売している人がいるとします。これ例え話なんで、なんでもいいんであなたの商品に置き換えて聞いてください。
そのハサミは
- 切れ味が抜群
- 軽く持ちやすい
- サビにくい
- 研がなくてもいい
という特徴があったとします。そしてこのハサミを売るためにYouTube動画をアップします。あなたならどんな動画のタイトルにしますか?
切れ味抜群〇〇ハサミ(製品名)のスゴイところ!
というタイトルにしたとします。
もうあなたもお分かりのように、見る方としては思わず見たくなるタイトルではないんですね。
多分このタイトルだと、どんなに素晴らしいハサミかがわかる内容だったとして見てくれないと思います。それはなぜかというと、ハサミが必要な人の欲しいことが入ってないからです。
「え?ちゃんと入ってるじゃん、ハサミ買うお客さんはハサミが欲しいんじゃないの?」って思いました?
もちろんハサミは欲しいのですが、ハサミが必要な人は、実は、ハサミが欲しいのではないんです。何か他の要素が必要で欲しいのです。
何言ってるかよくわかんない!って?
その辺りはハサミの販売者の視点に立っていると一生わかりません。ハサミが必要な人の側に立って考える必要があります。
ハサミを買うという行為の周辺に何か問題・欲求があるとしたらそれを解決することがお客さんの欲しいことです。
何言ってるかよくわかんない!って?
スーパーで「キャベツ買いませんか?」って店員さんに言われたら「いいです」ってなりますけど、「焼きそば食べたいね」って思ったら「キャベツ必要だな」ってキャベツ普通に買いますよね。
お客さんが欲しいのは「キャベツ」ではなく「焼きそば食べたい」なんです。でもキャベツ買うんですね。人がものを買うときって単純でしょ?
じゃあ、タイトル・サムネイルには「キャベツ」より「焼きそば食べたい人向け」の言葉を入れなきゃキャベツ売れないんです。
ハサミに戻って考えると、
- あなたの商品「ハサミ」が「キャベツ」にあたります
- 周辺の問題・欲求が「焼きそば食べたい」にあたります
なのでハサミの場合の周辺の問題・欲求=「焼きそば食べたい」を考える必要があります。
例えば、子供が明日幼稚園で工作しなくちゃいけなくてハサミが必要、そんな場面で起こる「でも子供にハサミは危険だわ、子供でも安全なハサミってどんなの?」という問題・欲求がお客さんの欲しいものなのです。
これ例えなのでね、他にも周辺の問題・欲求はたくさんあると思います。
整理すると、
- 思わず見たくなるものって必ずお客さんの欲しいものが入っている。
- お客さんの欲しいものは「商品」ではなく「商品の周辺の問題・欲求の解決」
ということなんです。
では実際「商品の周辺の問題・欲求の解決」からどのようにタイトル・サムネイルを作っていけばいいのでしょうか?作り方の決まりってないんですけど僕のやっている作り方を紹介します。
お客さんが見たくなるサムネ・タイトルの作り方
自分の子供が明日幼稚園で工作しなくちゃいけなくてハサミが必要、「でも子供にハサミは危険だわ、子供でも安全なハサミってどんなの?」という問題・欲求の場合、あなたならどんな動画のタイトルにしますか?
このときに自分で考えちゃダメなんです。「え?どういうこと?」
買うのは自分ではなくお客さんなので、自分の考えじゃなくてお客さんの考えを調べるんです。
「お客さんの考えってどうやって調べるんだよ?アンケートするの?」
アンケートできたら一番いいですけど、そうもいかないですよね。でも大体のお客さんの問題・欲求を調べるリサーチ方法があるのです。
それが検索キーワードのリサーチです。
自分だったらどんなキーワードで検索するか?
例えば「子供 安全 ハサミ」で検索します。
するとこんな検索結果になります。そこに表示される動画のタイトルやサムネイルに使われている言葉をチェックします。「子供用ハサミ」とか「正しい持ち方」とか「練習方法」とか「誰々が選ぶ」とかのキーワードが多そうですね。
上におすすめの商品って表示されてると思いますが、これ広告なんですね。ハサミを販売する店が広告を出してるんです。これあんまり教えたくないことなんですけど内緒で教えます。
「広告が出てるってことはお金を払って買うお客さんが多くいる」ていうことなんです。広告がいつも出てるキーワードは大体このキーワードで正解というのが目安になります。もちろん、本当のところはやってみないとわかりませんよ。
このように表示された動画のサムネイルやタイトルを参考に自分の動画のサムネイルやタイトルを作っていけば需要に近づくんですね。
まぁそれでも中々思った通りにはいかないというのが現実なんですけどね。競合も同じこと考えてやってますからね。それでもやらないのと比べたら雲泥の差です。
サムネイルやタイトルを自分で考えちゃったら本当に何が正解で何が不正解なのかわからなくなります。
そんなドロ沼にハマっちゃうんで、面倒くさいですけどキーワードリサーチしましょう。
ここまでご覧いただいてありがとうございました。
この記事では、
- サムネ・タイトルの役割は:動画を見てもらうことその1点ということ
- 思わず見たくなるものとは:「商品」ではなく「商品の周辺の問題・欲求の解決」だということ
- お客さんが見たくなるサムネ・タイトルは:お客さんの検索するキーワードから作る
についてお伝えいたしました。
あなたの参考になったでしょうか?「参考になったよ!」というあなたは、どんどんシェアしてもらって構いません。それではまた、会いましょう。