こんにちは、海堀芳弘です。前回のコンテンツ『顧客に伝わる動画の台本の作り方って?』で、
- 動画作りには台本を作った方がいいこと
- できるだけ簡単に伝えること
- 商品ではなく顧客の問題・欲求にフォーカスすること
という話をお伝えいたしました。でも、そう言われても、
- 何をどのように考えたらいいかわからない
- 文章なんて書けない、
- テーマやアイデアが湧き出てくる方法ってなんかないの?
という方もいらっしゃると思います。動画の構成って、ケースバイケースでまちまちです。コレと言った正解はないと思いますが、このコンテンツでは、そんな問いに答える、動画の構成を僕が一番早く作れる方法『1時間で書ける動画の構成の作り方』についてお伝えいたします。
タイトルで決まる
動画コンテンツに限らず、書籍にしても、ブログ記事でも、セールスページでもチラシでも、なんでも同じですが、一番重要なのがタイトルです。なぜかと言うと視聴者は、タイトルで、その中身を見るかどうかを決めるからです。
あなたもそうじゃないですかね、本屋に行って本を探すとき、テレビ欄でみたい番組を探すとき、Yahoo!のトップページで見たい記事を探すとき、全部タイトルを元に探してませんかね?
YouTubeで言うと、サムネイル画像と動画のタイトルですね。それでみたい動画探すでしょ?では、なぜタイトルにはそんな力があるのでしょうか?それは視聴者の欲しいものが詰まっているからです。見られるタイトルって大体以下の公式に当てはまると思います。
Xな人がYになるためのZ
X、Y、Zは、なんでもいいです、ABCとかでも、なんでも。この動画のタイトルは「1時間でできる動画の構成の作り方」となってますが、これはZの解決方法にあたります。
Xは、冒頭で申し上げたような、「動画を作りたいんだけど台本の構成で行き詰まっている」と言う悩み、問題、欲求のことですね。
- 何をどのように考えたらいいかわからない
- 文章なんて書けない
- テーマやアイデアが湧き出てくる方法ってなんかないの?
Yは動画の台本を短時間で楽にスラスラ書けて、動画を量産できるなどと言うゴールですね。
前回の記事「顧客に伝わる動画の台本の作り方って?」の最後で解説した、
- 「現状の問題、欲求」がXで、
- 「なりたいゴール」がYで、
- 「解決方法、商品・サービスの利用」がZになります
だから、タイトルを考えるときに、このX、Y、Zをセットで考えていくとタイトルの材料ができます。その材料をもとに、『顧客が欲しいものは何か?』を考えてタイトルをつくるのです。また別のコンテンツで動画タイトルの作り方について詳しくお伝えいしたいと思います。
タイトルを100個リストアップ
では、これから具体的に動画の構成の作り方についてお伝えしますが、冒頭でも申し上げましたが、ホント、動画の構成ってケースバイケースでいろんなパターンがあります。何が正解っていうのもないです。なので僕が一番速く作れる方法をお伝えいたします。
X、Y、Zを元に、タイトルの材料が出てきたとします。それを元に『顧客の欲しいことは何か?』というポイントでタイトル案をリストアップします。オススメは100個リストアップです。コレ、最初はかなり労力を使いますが、このリストアップをやっているとかなり考える力がつきます。
大体30個書き出した時点ぐらいで、思いつかなくなります。そして50、60個あたりから95個ぐらいまでずっと「もう出ない、もうこれ以上でない」って状態になります。この「もう出ない、これ以上出るわけない」と思ってから考えるってのがミソです。
そして気づいたら100個超えています。100個超えたら、なぜかまだ出てくるときもあります。やってるときは「なんでこんなんやってんねやろしんど」と思ってわからないのですが、コレを半年ぐらいやっていると、知らない間に考える力がついていますキーボードを打っているだけでアイデアが出てくるようになります。ホントです!
人間の力って凄いですよ。なので騙されたと思ってやってみてください。
3つの見出しを作る
タイトルができました。次はそのタイトルを起点に、そのタイトルで言いたいこと、要点を3つ出します。コレも最初、100個書き出しをオススメいたします。「え~また100個~」という声が聞こえてきそうですが、毎回じゃなくて良いんでね。でも最初はやることをオススメいたします。
100個書き出した中から3つに絞っていきます。この3つって言う数は動画の長さによって変わってくると思うので、あくまで僕の場合の目安として考えてください。とにかく3つ選んでください。1本の動画の文章を書くってなったらしんどい気がしますけど、僕の場合、
- 大体2000文字書いたら7、8分の動画になります
- 1500文字ぐらい書いたら5分の動画になります
- 3つの見出しに分けると、1見出し500文字ぐらい
そう考えたらちょっと楽になりませんか?楽になんないって?そんなあなたには、見出しごとに100文字の要約版の原稿を書いてください。それができたらあなたがその原稿でスピーチするところを想像しながら書き足していってください。話す方が得意な人だったら実際に話してみて録画か録音をするといいと思います。
結構100文字で収まらないどころか、書き出すと止まらなくなるときもあります。意外とかけちゃうもんです。とにかくやることが大切です。ぜひ、やってみてください。あと、文章は話し言葉、語り言葉にしてくださいね。誰かに話しかけるような感じで。
ここまでご覧いただいてありがとうございました。このコンテンツでは、
- タイトルで決まる
- タイトルを100個リストアップ
- 3つの見出しを作る
についてお伝えいたしました。
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それではまた、会いましょう。
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