顧客に伝わる動画の台本の作り方って?

こんにちは、海堀芳弘です。動画制作では「動画をどのように編集するか?」みたいな動画の外身の形を作るところにフォーカスが行きがちですが、実は動画制作で一番重要なのは中身、コンテンツなのです。

このコンテンツでは、動画制作で最も重要な、

中身をどのように考えるのか?
  • 動画タイトルをどうするのか?
  • 動画の構成はどうするのか?
  • 台本はどのように作ればいいのか?

に対しての回答、『顧客に伝わる動画の台本の作り方って?』についてお伝えします。それでは一つひとつお伝えしていきますね。

動画作りに果たして台本は必要なのか?

台本が必要イメージ

動画のタイトル、構成、台本って、どのように考えていけばいいんでしょうか?その前にまず、台本を用意する必要ってあるんでしょうか?

動画を作ったことのある方ならお分かりいただけると思いますが、何も考えずに台本なしで「はいスタート!」って撮影したらどうなるでしょうか?すると、いい動画ができることはまずないでしょう。そんなことができる人は天才だと思いますので、いますぐこのコンテンツを見るのをやめましょう。

例えば、質問がきちんとできるインタビュアーがいて、それに答えていくというのは有りだと思います。でも、インタビュアーがいない、自分一人で撮影って人が、台本なしで撮影すると、

  • 要点がまとめられていないから「一体何が言いたいの?要点は何?」って動画になってしまう。
  • 「え~」とか「あの~」や変な間が増えて、編集に膨大な時間が掛かってしまう。
  • 声のトーンやボリュームがまばらになって、音量の編集に膨大な時間が掛かってしまう

そんなふうにとても労力がかかってしまいます。特に編集の時間と労力は後からジャブのように効いてきます。実はこれって僕がやってみて苦労したことなんですね。

テレビの番組でも放送作家さんっていう人がいますよね、そういう方が、台本をきちんと作っているから、番組がスムーズに流れていくんだと思います。その場のノリでやっている番組ってないと思うのです。

なので、台本は用意した方がいいです。最初は必ず一字一句台本を書いた方がいいと僕は思います。そういう意味では、動画制作って、台本作りで決まると思います。

台本を作る前に必要なこと

台本を作るイメージ

それでは、台本ってどのように書けばいいのでしょうか?

  • あなたの本当に書きたいことを書く?
  • インスピレーションに任せて、そのとき浮かんだことを書く?
  • あなたがまとめて書き出したコンテンツをそのまま動画にする?

それをやっちゃうと、顧客にとって必要のない、独りよがりなコンテンツになってしまう恐れがあります。

どんな方でも、これまで、なにがしらの仕事をしてきて、何がしらの経験、実績ってあると思うんです。それが全て動画コンテンツのテーマになると思います。その数って思ったより膨大な数で、自分でまとめていると何を言いたいのかが収集つかなくなってくると思うんです。

そして、やっぱり、

  • 素晴らしい動画にしたい
  • どこにもないような動画にしたい
  • ちょっとハイレベルな動画にしたい

そう考えているはずですよね。

そうすると、実は顧客がついてこれなくなっちゃう動画になってしまいます。あまり人のことは言えませんが、自分の言いたいことって、顧客からしたら、聞きたいことからずれている場合もあるし、難しすぎるんことが多いんです。

だからできるだけ簡単に伝える必要があります。よく言われるのが、そのテーマを知らない小学校5年生に伝えても理解できる内容にしておくことだそうです。

簡単に伝えるためには?

コーチングイメージ

では、簡単に伝えるってどうすればいいんでしょうか?多くの人が、商品・サービスから伝えたいと考えています。

例えば、コーチングっていう手法、サービスがあるのですが、コーチングの例でお話ししますね。コーチングって、すごく省略して説明すると、顧客との対話から、顧客が答えを導き出すことをサポートするコミュニケーションサービスのことです。

そのコーチングをするコーチの人だったら

  • コーチングについて伝えたい
  • NLPについて伝えたい、
  • 傾聴について伝えたい

って考えるとします。(何のことかさっぱりわかんないですよね?)そうすると、顧客からすれば、話の内容がわからなかったり、聞きたいこととズレていたりするんですね。なので、別の動画【ブランドづくり】に必要な動画コンテンツマーケティングでも申し上げましたが、顧客の悩み、問題、欲求に徹底的にフォーカスするのです。

コーチングの場合だと、顧客の悩み、問題、欲求って、

  • 自分の答えを整理したいと思っている
  • いつもフラれてばかりだけれど、結婚したいと思っている
  • 家族と喧嘩ばかりするので、仲良くなりたいと思っている

など、人によって悩み、問題、欲求は全然違ってくると思うんです。それに対して

  • コーチング
  • NLP
  • 傾聴

って言ったって、顧客からしたら「何いってるのこの人?」ってなってしまうと思うんですね。

こういった、商品・サービスって悩み、問題、欲求の解決方法だと思うんですね。

解決方法を伝えて理解できる人は…
  • 自分の問題や欲求を認識していて
  • それを解決しようと考えていて
  • その解決方法をある程度知っている人だけ

なんですね。でも、

ほとんどの人は…
  • 解決方法を知らない
  • 本気で解決しようと考えていない
  • 自分の問題や欲求に気づいていない

なので、解決の前に、顧客の問題や欲求を言ってあげる必要があるのです。先ほどのコーチングの例で言うと、

自分の答えを明確に導き出したい起業家のあなたへ、
起業家の先輩がフィードバックコーチング
恋愛下手だと思っていた人も、
一瞬で自信が湧いてくるコミュニケーションNLP
つい言い争いになっちゃうあなたへの、
家族と仲良くなる傾聴の仕方

以上言ったことは全てデタラメなんですけど、こんな感じだと、その対象にハマる人は利用したくなりませんか?

その秘密は、『現状の問題、欲求』と、『本当はどうなりたいのか?というゴール』を言うことで、あぁ、そのために『解決方法:商品・サービス』を利用するのか、ということが理解できるからなのです。

問題・欲求→解決方法→ゴール

ここまでご覧いただいてありがとうございました。

このコンテンツでは、

顧客に伝わる動画の台本の作り方って?
  1. 動画作りに果たして台本は必要なのか?
  2. 台本を作る前に必要なこと
  3. 簡単に伝えるためには?

についてお伝えいたしました。

あなたの参考になったでしょうか?あなたの参考になったでしょうか?「参考になったよ!」という方は、どんどんシェアしてもらって構いません。

それではまた、会いましょう。

2 COMMENTS

1時間で書ける動画の構成の作り方 | V-WorkStyle へ返信する コメントをキャンセル

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