- 動画の再生数をあげたい、
- たくさんの人に動画を見てもらいたい、
- 動画でお客様を集客したい、
こちらの記事で
【あなたの動画に見込み客が集まる】動画タイトルとサムネイルの2つのポイント
- 集客するには、タイトルとサムネイルをきちんと作って動画の再生ボタンを押してもらうこと
- 動画の構成、台本をきちんと作って最後まで動画を見てもらうこと
をお伝えしました。
それでは、その動画の構成ってどのように作れば良いのでしょうか?見たいと思う動画、最後まで見たくなる動画には構成が工夫されているようです。その構成の工夫ってどんなことなのでしょうか?
この記事では、最後まで見てもらえる動画構成の作り方についてお伝えいたします。
この記事を最後までご覧になって、あなたのお悩みを解決するきっかけにしていただけたら嬉しいです。それでは行きましょう!
※この記事のYouTube動画は2本あります。下の動画ともう1本の動画を途中で埋め込んでいます。
最後まで見てもらえる動画構成の作り方
独り言じゃなく誰かに伝える
動画で話すときに、誰か目の前にいる一人の人に話しかけるというていが大切です。独り言を言っているような動画は聞く気になれないからです。
YouTubeでたまに見かけるのですが、「誰に向かって話しているのか?」を意識されていないっていうか、もう独り言を言っているような動画を見かけます。そんな動画はやっぱり人に見られない動画なんですね。
なぜならば、人は自分に話しかけられている人を無視できませんよね。話しかけられたら自然と聞こうかなと思いますよね。やっぱり相手に話しかけるってていが重要です。
YouTube動画はコミュニケーションのメディアです。一人でカメラに向かって撮影しているときは気づきにくいですが、動画を配信するというのは誰かが時間差で映像を見るわけですから、時間差があってもコミュニケーションなんですね。
なので、僕も独り言ではなく、当たり前ですが、カメラの向こう側の人に向けて話すようにお伝えしています。
どういう人を想定して話しかけたら良いかというと、マーケティング用語でペルソナっていいますが、あなたの理想の顧客像を具体的に思い受けべて話すことが理想的です。
例えば、
- 性別、男性なのか女性なのか?
- 年齢はどれぐらいも人か?
- どんな仕事をしている人か?
- どんな生活絵推している人か?
- どんな考え方価値観を持ってどんなことに興味があるのか?
というのをイメージして話すと良いです。
一番ベストなのは、あなたのお客さんの中で理想的なお客さん一人を選んでその人に話しかけるつもりで話すと結構自然に伝わります。
あと、話すときは普段よりも3割増しくらい元気に話してください。カメラの前で撮影すると、普段通りのつもりで話してもテンションが3割ダウンな感じで元気ない人のような映像ができちゃうので、3割増しぐらいでちょうど良いのかなと思います。
一人の人、ペルソナを設定してその人に伝えるというのはわかりましたが、やはりその人に何を伝えたらいいのでしょうか?次でお伝えいたします。
動画で誰のどんな問題・欲求を解決できるのか?を伝える
視聴者、ペルソナが「なぜYouTube動画を見るか?」というと、自分の悩み、問題・欲求を解決したいから見るわけです。
現代社会は忙しいし、自分のことで精一杯です。人の話なんか聞いてる時間なんかないと思います。それでもなぜ「他人の話している動画を見るか?」というと、
視聴者=ペルソナが
「自分の問題・欲求を解決できるだろう」
「悩みを解決できるだろう」
って思うから見る
わけですよね。だから「あなたの問題を解決しますよ!」っていうことを動画で伝える必要があるんですね。
この記事のYouTube動画のタイトルは『最後まで動画を見てもらえる構成の作り方』っていうタイトルなんですけども、
- 「自分の動画を最後まで見てもらいたい」が問題・欲求
- 「動画の構成の作り方で最後まで見てもらえることができますよ」っていうのが解決方法
この動画の冒頭で「最後まで見てもらうには動画の構成の作り方が大切です」ということと「その動画の構成の作り方はどうしたらいいんでしょうか?」っていうことをお伝えしています。
それを伝えることでこの動画で「最後まで見てもらえる構成の作り方がわかるんだな」っていうことを伝えることができます。
「この問題・欲求の解決をします」っていうことを伝えるのに効果的な場所っていうものがあります。次にそれをお伝えいたします。
冒頭で動画の前振りをする
「誰のどんな問題・欲求を解決できるか?」を冒頭で伝えています。
僕の動画「集客できる動画って?」の「冒頭30秒で動画を最後まで見たくなる仕掛けをしている」でもお伝えしましたが、冒頭で離脱されることが非常に多いです。
なぜ離脱されるかというと、
「何かこの動画違うな!」とか
「この動画役に立ちそうにないな~」
っていうのを冒頭30秒とかで判断されるからです。
なので動画の最初の冒頭で、この動画で「誰のどんな問題・欲求を解決できるか?」「私(視聴者=ペルソナ)の悩みを解決できるか?」を伝える必要があります。
この記事の動画の冒頭ではこんな風ににお伝えしてます。
- 自己紹介
- 悩み
- 問題提起
- 解決の方向性
- 伝える内容
- CTA(コールトゥアクション)
という順番でお伝えしてます。一つずつ紹介していきます。
自己紹介
「ハイ、こんにちは。海堀芳弘です」って話してるときに、テロップでは「動画制作・マーケティング・デジタルオンラインコース」と僕の名前を伝えてますが、僕の専門性の紹介ですね。
悩み
- 動画の再生数を上げたい
- たくさんの人に動画を見てもらいたい
- お客様を集客したい
って思っていらっしゃる方へ
ということで、この動画が「どんな悩みを持っている人向けなのか?」を伝えています。
問題提起
- 集客するにはタイトルとサムネイルをきちんと作って動画の再生ボタンを押してもらうこと
- 動画の構成、台本をきちっと作って最後まで動画を見てもらうこと
ということを伝えていますが、「集客するために動画制作で何をしなければいけないのか?」ということを伝えています。
解決の方向性
「最後まで見てもらう動画の構成ってどのように作ったらいいんでしょうか?」っていうことを言ってますが「この動画を見たらどうなるのか?」ということをお伝えしています。
伝える内容
タイトルと目次、今日お伝えすることを伝えていますが、「この動画で何を伝えるのか?」を伝えています。
CTA(Call to Action)
「この動画を最後までご覧になってあなたのお悩みを解決することができたら~」で「最後まで動画をご覧になるとあなたのお悩み解決ができるかも?」と、「役に立ったらいいねボタン押してチャンネル登録をしてください」っていう行動を促しています。
こう伝えることで、「私の悩みとか問題・欲求を解決するにはこの動画を最後まで見ないといけないな」っていうことを最初の30秒~1分の間で伝えることが大切なのです。
※ここからの記事の内容は2本目の下の動画の内容となります。
3部構成にする
僕の場合の動画は、
- オープニング
- 本文
- エンディング
という3部構成にしています。
話をする順序が決まっていると聞く方にしたら聞きやすいからです。毎回同じパターンの順番だと「こういう順番で来るんだなっ」ていうのを準備できますから聞きやすいんですね。
- オープニング:有益な情報ですよということを知らせる
- 本文:情報を得てもらう
- エンディング:行動してもらう
の順序でお伝えします。
オープニングでは前章でお伝えしましたが「この動画を見ると私の悩み問題・欲求が解決できるかもね?」っていうことを思ってもらうためにお伝えします。
本文は『悩みを解決するために必要な要素』をお伝えします。視聴者=ペルソナの「悩み、問題・要求を解決するためにどういうことが必要か?」をお伝えしてます。
エンディングでは、振り返りとしてほしい行動と他の動画も見てもらうしかけを伝えてます。
どういうことかというとこんな構成にしています。
- この動画のまとめ
- YouTubeチャンネルの紹介
- いいね、チャンネル登録を促す
- 次の動画の紹介
この動画のまとめ
目次を伝えてますが、この動画の振り返り・要点を伝えてます。「この動画で何を得たのか?」を視聴者に改めて認識してもらうわけです。
YouTubeチャンネルの紹介
チャンネルではYouTube動画を複数アップしてるので「僕のYouTubeチャンネルではどんなことを伝えているのか?」をお伝えしてます。
僕の場合ですと、
- 動画制作とか動画編集、動画撮影について
- 動画マーケティングについて
- 動画オンラインコース
- コンテンツの作成について
をお伝えしています。
いいね、チャンネル登録を促す
「役立つ情報をお伝えしてますよ、良かったら他の動画も見てください」
「チャンネル登録をしていいねを押してください」
といった行動を促すこと=CTAを行っています。
次の動画の紹介
これはどちらでもいいんですけれど、シリーズ動画の場合は「次の動画はこういう動画です」という次の動画のお知らせもしています。
では構成を作成するときに目次を作るんですが、「本文の目次をどのように作ればいいのか?」を次にお伝えいたします。
目次は3つぐらい
僕は本文の目次は3つぐらいにしてます。なぜかというと複雑にならないように、シンプルにするためです。
結果論ですが、例えば目次なしで一つのことをお伝えしようと思うと、どうしても内容が濃くなって深掘りしようとしてしまうんですね。好きな話なんでどんどん話してしまう、自分は気持ちよく話ているけれども、聞いてる側は「何言ってるかわからん」て「ちょっと難しい」という風になってしまう恐れがある。
というかそうなってしまうので、できるだけシンプルに分かりやすく伝えるために3つぐらいに分けるのがいいのではないかなと思います。
逆に例えば、本だと目次が32個とか、多すぎても見る気になれない、「あー読むのしんどいなー」って読む前に思っちゃったりするので。やっぱり動画も目次が3つぐらいだと「見ようかな」と思える。一息で見れるなと思う量が3つぐらいなのかなと思います。
目次の役割はいろいろあるんですけども、タイトルの役割は「誰のどんな問題を解決する動画ですよ」をお伝えすることなので、そのことに関しての目次をリストアップする。
僕がよくやってるのが、マインドマップを使っての書き出しです。MacとiPadとiPhoneで使えるMindNodというマインドマップアプリを使っています。真ん中に動画のタイトルを書いて周りにどんどん目次の、動画に 必要な要素を書き出して行きます。
目次を考える方法にはいろいろあるのですが、PASONAの法則というセールスライティングを作るライティングの型があるのですが、それの変形版みたいなのを僕はよく使ってます。
P(Problem)
見込み客の問題・欲求や悩み「あなたのお悩みはこうじゃないですか?」というようなことを伝えます。伝えてあげないとわからないお悩みっていうのは結構あるので、それをあえて言語化して伝えます。
A(Agitation)
煽るみたいなことが書いてあるんですけども、なんか煽るって僕もあんまり好きじゃないんで、問題・欲求の要因「あなたが悩んでるのはこうこうこういう原因があったんですよ」っていう問題・欲求の要因、原因を伝えます。
SO(Solution)
問題・欲求の解決方法ですね。
「あなたの悩みこうですね?」
「問題・欲求の原因はこうだったんですよ」
「それを解決するにはこういう方向性があります」
という感じで解決方法を伝えます。
N(Narrow down)
これはちょっと飛ばします。
A(Action)
最後に行動を促しますが、「具体的なステップはこのようにするといいんじゃないですか」っていうのを伝えます。
- 問題・欲求
- 問題・欲求の要因
- 解決方法
- 具体的なステップ
この4つを書き出したら、結構スムーズに目次が出てくるんじゃないでしょうか。
コンテンツは一番大事なんですけども、やっぱり動画なので映像でも最後まで見てもらえる仕掛けをやっていく必要があります。次にそれをお伝えします。
変化ある映像を心がける
映像についてお伝えしますが、やっぱり一番大事なことはコンテンツがしっかりしているということです。なのでまずコンテンツをしっかり作った上で映像のことを考えましょう。
YouTubeも動画なので、変化のある映像を優遇しているようですね。動いてると最後まで飽きずに見れるっていうことなんでしょうね。
僕らが作る動画も『動く』ということ意識して映像を作ることが必要です。
例えば最初から最後まで同じ写真1枚で話すだけでテロップもなしのYouTube動画、ほとんど音声コンテンツっていうような動画をよく見かけます。
そういう動画ってまあコンテンツがきちんとしていればいいんでしょうけど、やっぱりちょっと変化がないんで。「寂しい」というのはちょっと違いますけれど、やっぱり飽きてきますよね。見てるのがしんどい。
やっぱり映像面でも工夫すること。できるのであればしたほうがいいです。それでは、変化のある映像を作るためにどういうことをやればいいのか?
- 顔出しする
- Bロール、インサートを入れること
- スライドを作る
顔出しする
やっぱり顔出しで身振り手振りとかでお伝えしている動画なのでやっぱり動いてるので変化があります。
Bロール
映像業界の用語らしいんですけどAロール・Bロールっていうのがあります。例えば話している映像がAロールだとすれば、それを補足する画像を挿入したり図表を挿入したり、また違う映像を挿入したりというのをBロールって言います。
たまにそういうBロールを挿入したり、インサートとも言いますよね。動画をインサートして変化を持たせるということも必要かなと思います。
スライド動画
スライドを作って解説する動画を作ると映像の変化が作りやすいです。PowerPointとかKeynoteとかgoogleスライドでスライドを作って、スライドを再生しながら話すっていう動画ですね。スライドだと、文字も画像とか映像、図表とかも表示して、結構簡単にアニメーションとかもできますので、そういうスライド動画もいいかもしれません。
僕の場合、
- オープニングとエンディングは顔出しの動画で解説
- 本文だけスライドで話してる動画
をよく作ってました。
顔だしだとカメラに向かって話さないといけないので、やっぱり緊張しますけどね。僕なんかだとスライドの方が話しやすです。話すのが苦手な人はスライドを使うといいかもしれません
テロップでも映像にメリハリをつけることができます。要所要所に効果的にバン、バン、ってキーワード的に入れていくテロップは有効です。
でもやっぱり映像、動画の動きのある変化を作るというのは、コンテンツがしっかりした上でのことなので、やっぱり一番大切なのはコンテンツ中身をしっかり作ることです。
ここまでご覧いただいてありがとうございました。この記事では、
- 独り言じゃなく誰かに伝える
- 「誰のどんな問題・欲求を解決できるのか?」を伝える
- 冒頭で動画の前振りをする
- 3部構成にする
- 目次は3つぐらい
- 変化ある映像を心がける
についてお伝えいたしました。
あなたの参考になったでしょうか?「参考になったよ!」というあなたは、どんどんシェアしてもらって構いません。
それではまた、会いましょう。