この記事では自社メディア・自分メディアのコンセプトの作り方についてお伝えします。
前回の記事でコンセプト作成についてお伝えしました。
- コンセプトは専門性=何屋さんか?を明確にするということ
- 専門性って何か?っていうと「誰に」「何を」提供するのか?を明確にすること
- 専門性を明確にすることは大切だけど、専門性=やり方の部分だから、他者との比較が生まれてしまう。
- 比較されないためにはあり方が必要だということ。
- あり方ってなんだというと、価値観=大切にしてること
- コンセプトは『発信する専門性=やり方』と『発信する価値観=あり方』の両面で考えることが必要になってきている
ということをお伝えしました。先にこちらの記事をご覧いただくと理解が深まると思います。
オウンドメディア:自社メディア・自分メディアを作るときに役立つコンセプト作成この記事では、そのコンセプトを
- 発信する専門性=やり方
- 発信する価値観=あり方
の2つの視点で作ってみます。
この記事を最後までご覧になって、あなたの会社の自社メディア、個人の方だったら自分メディアを作る上でのヒントになったらうれしいです。
どうぞ最後までお付き合いください。それでは行きましょう。
発信する専門性=やり方を明確にする方法
まず専門性を明確にします。
専門性って
- 「誰に」
- 「何を」
提供するのか?
と申し上げましたが、それを明確にすることです。
誰に提供するのか?
「誰に」は例えば僕の場合、「コンテンツ配信・作成が必要でやりたいけど、あまり詳しくない人」になりますかね。
誰が
- どうなりたいか?
- どんなことに悩んで困っているか?
を考えると出やすいです。
「どうなりたいか?」は、例えば僕の場合だったら、
- コンテンツ配信したい
- コンテンツ作成したい
- 自分のやりたいビジネスを実現したい
という感じですかね。
「どんなことに悩んで困っているか?」は、次の「何を」でお伝えします。
ワーク:どうなりたいか?
あなた場合のメディアに来て欲しい人はどうなりたいのでしょうか?時間があれば3つぐらい書き出してみてください。
何を提供するのか?
「何を」ですが、これは
- どんなことに困って悩んでいるのか?
- それに対しての解決方法
を考えると出やすいです。
どんなことに困って悩んでいるのか?
「どんなことに困って悩んでいるのか?」を書き出します。例えば僕の場合、
- コンテンツの配信の仕方がわからない
- コンテンツ作成の仕方がわからない
- やりたいビジネスの実現の仕方がわからない
な感じになりますかね。
ワーク:どんなことに困って悩んでいるのか?
あなた場合のメディアに来て欲しい人はどんなことに悩んで困っているでしょうか?時間があれば3つぐらい書き出してみてください。
お困りごとやお悩みの解決方法
次にワークで書き出した
- どうなりたいか?
- どんなことに悩んで困っているか?
それに対しての解決方法を書き出すのですが、もうお気づきかもしれませんがお困りごとやお悩みを書き出すと、それに対比させると解決方法はスッと書き出せるはずです。
- 「コンテンツの配信の仕方がわからない」に対しては、「初心者のためのコンテンツ配信のやり方」
- 「コンテンツってどうやって作ったら良いかわからない」に対しては、「初心者のためのコンテンツの作り方」
- 「やりたいビジネスの実現の仕方がわからない」に対しては、「やりたいビジネス実現のためのコンテンツ作成・配信」
ワーク:お困りごとやお悩みの解決方法は?
あなた場合のメディアに来て欲しい人のお困りごとやお悩みの解決方法はどんなことでしょうか?時間があれば3つぐらい書き出してみてください。
ここまで書き出すと大まかにあなたの専門性が明確になっているはずです。どうでしょうか?やってみてわからないこと質問があればコメントに書き込んでください。
では専門性=やり方を明確にする方法をお伝えしてきましたが、価値観=あり方を明確にするにはどうすれば良いのでしょうか?次でお伝えいたします。
発信する価値観=あり方を明確にする方法
あり方を明確にするには、結論を申し上げますと最初から明確にするのは難しいかもしれません。専門性を明確にしてたくさん情報発信をしていくうちに「これだ!」と気づいていくのかなと思っています。
僕の場合の情報発信の価値観を書き出すと
- 楽しんで仕事する
- 時間が掛かってもできるベストを尽くす
- 完璧主義になりすぎない
- 相手に合わせて分かりやすく伝える
- 視聴者の方に喜んでもらえたら嬉しい
- 視聴者の方が「なんかできそう、やってみよう」と
思ってもらえたら嬉しい - 視聴者の方に夢や希望を持ってもらえたらめっちゃ嬉しい
というのもたくさん情報発信してきて気づいたことです。でも、最初から自分の中にはあったんだと思います。
価値観を明確にする方法として3つあげます。
- 周りの人に聞いてみる
- お客さんの声を集める
- 自分で書き出してみる
周りの人に聞いてみる
まず一番早くて正解なのは、周りの人に聞いてみるということです。
会社の人やお客さん、取引先の人、お友達に
「私ってどんな存在ですか?」とか
「私ってどんなふうに仕事してますか?」とか
「私って何を大切にしてると思いますか?」とか
ちょっと小っ恥ずかしいかもしれませんが、周りの人はあなたのことをよく見ていると思います。
お客さんの声を集める
次にお客さんの声を集めることですかね。
お客さんの声を集めると「あ~、そういうところに頼んでくれてるのね!」とか自分が普段やっていることに気付かされます。質問リストを作ってお客さんに聞くようにしてみてはいかがでしょうか?
自分で書き出してみる
最後に自分で書き出す「価値観=あり方を明確にする」質問リストをお伝えしたいと思います。
- あなたが仕事(商売、ビジネス)を行う目的は何ですか?
- あなたが関わることでお客さんにどうなってもらいたですか?
- どんなふうに仕事するべきだと思いますか? or 「こんな風に仕事してはいけない」と思うことは何ですか?
- 何をしているときが楽しいですか? or 何をしているときはイヤですか?
本当はもっとあるのですが、スペースの都合上4つをお伝えします。
1. あなたが仕事(商売、ビジネス)を行う目的は何ですか?
「仕事(商売、ビジネス)を行う目的」は、例えば、
- 生活・お金のため
- 有名になりたい
- 自分の成長や喜びのため
- お客さんに役立つ
- お客さんに喜んでもらう
- ボケないために
- 暇だから
一つじゃなくて色々あると思いますが、あなたがそうだと思うものを書き出してみてください。
2. あなたが関わることでお客さんにどうなってもらいたですか?
「お客さんにどうなってもらいたですか?」は、例えば、
- 何かをできるようになってほしい
- 何かを理解してほしい
- 問題解決
- 喜んでもらいたい
- いい気分になって欲しい
- 自分のことを尊敬してほしい
- 何を得るのかはお客さん次第
とかこれも書き出してみてください。
3. どんなふうに仕事するべきだと思いますか? or 「こんな風に仕事してはいけない」と思うことは何ですか?
この質問はYesとNoで同じ質問をしているので、どちらか答えやすい方で答えてください。人によって答えやすいが違うので。
例えば、Yesの方向で上げると
- お金をもらった分だけちゃんとやる
- クオリティの高い仕事を提供する
- できるだけ効率良くやる
- 自分ができる限りのことをする
- 相手の立場を考えてする
- 自分が楽しむ
- できるだけ楽をする
などこれも書き出してみてください。
4. 何をしているときが楽しいですか? or 何をしているときはイヤですか?
は、例えば、
- 人と会話してるとき
- 1人で何かを作っているとき
- アイデアを生み出したり考えるとき
- 情報をリサーチしているとき
- 人をサポートしてるとき
- 教えているとき
- 仲間と一緒に取り組んでいるとき
など、これも人によって全然違ってくると思います。
一度書き出してみてください。書き出したものをあらためて客観的にみたら、あなたが大切にしていることが朧げながらに出てくると思います。
僕の場合これをやって出てきたものをピックアップしたのが、先ほど言った
- 楽しんで仕事する
- 時間が掛かってもできるベストを尽くす
- 完璧主義になりすぎない
- 相手に合わせて分かりやすく伝える
- 視聴者の方に喜んでもらえたら嬉しい
- 視聴者の方が「なんかできそう、やってみよう」と
思ってもらえたら嬉しい - 視聴者の方に夢や希望を持ってもらえたらめっちゃ嬉しい
なんですね。
ここでお願いがあるのですが、
- 専門性=やり方
- 価値観=あり方
のワークをやっていただいて、書き出したものをコメント欄にシェアしてくれませんか?
ちょっと勇気がいるかもしれませんが、書き出して公開することで、あなたのメディアのコンセプトを明確にする近道だと思います。あなたのやりたいことの実現に利用していただけたらと思います。
ここまでやってきていかがだったでしょうか?偉い先生方がおっしゃっているコンセプトづくりとは違ったかもしれませんが、僕はこうやって明確にしてきました。あなたの参考になったら嬉しいです。
ここまでご覧いただいてありがとうございました。この記事ではコンセプトの作り方についてお伝えしました。
- コンセプトは「発信する専門性=やり方」「発信する価値観=あり方」の2つの視点で作る
- 発信する専門性=やり方を明確にする方法
- 発信する価値観=あり方を明確にする方法
という話をお伝えいたしました。
あなたの参考になったでしょうか?「参考になったよ!」というあなたは、どんどんシェアしてもらって構いません。それではまた、会いましょう。