この記事では【お客様の声】集客できるインタビュー動画の作り方についてお話しします。
僕のお客さんの会社ではその会社の商品をご利用になったお客様の声・インタビュー動画を自社サイトやブログ、YouTubeにコンスタントにアップされてます。
お客様の声・インタビュー動画は確実に次のお客さんの集客につながっています。
新しく商品をお買い求めになるお客様の口からはみんな揃って「お客様の声・インタビュー動画見ました」という声を聞きます。
でも、世間ではお客様の声・インタビューをアップしてもなかなか集客につながらないという声も多く聞きます。同じお客様の声・インタビューをアップしても集客できる、できないの差はどこに生まれるんでしょうか?
この記事では次のお客さんを連れてきてくれるお客様の声・インタビュー動画の作り方についてお伝えいたします。
この記事をご覧になると、
- 集客できるお客様の声・インタビュー動画と
- 集客できないお客様の声・インタビュー動画
の違いがわかります。
あなたの理想的なお客様の集客につながることができれば幸いです。どうぞ最後までご覧ください。それでは行きましょう。
集客できる・できないは「どこからスタートするか?」で決まる
お客様の声・インタビュー動画って何のために配信するかっていうと集客のためなのですが、
ほとんどのサイトでは、
「うちの会社は信用できますよ」
「うちの商品は有益ですよ」
というように自分、自社の言葉で配信してます。
なぜそれでは不十分かというと、いくら自社がページや動画で
「これはこうなんですよ!」
「この商品はオススメです!」
「うちはお客様第一の会社です」
って言っても
お客さんからしたら「ホンマか?」って思ってしまうからです。
やっぱり、売る側の自分の口からではなく、買う側のお客さんの口から聞いた情報だったら圧倒的に説得力、リアリティがあります。
というかそうでないと信用してもらえません。
だからお客様の声・インタビュー動画を配信しているのですが、形だけお客様の声・インタビュー動画になっていれば集客できるか?といえばそうではありません。
お客様の声・インタビュー動画に限らず、集客できるできないのコンテンツの差は、質問する内容のスタートが違うということを発見しました。
集客できないお客様の声・インタビュー動画って商品や会社のことを質問してます。
- どんな商品を利用しましたか?
- 商品のいいところは?
- 会社のいいところは?
まぁ、そのようなお客様の声・インタビュー動画って結構有名な大きい企業が多いのですが、
- 映像がキレイ
- 背景やお客さんの身なり話し方がちゃんとしている
ことが多いです。
それが何でアカンねんって思いました?
アカンことはないんですけど、スタートをずらすともっと集客できるお客様の声・インタビュー動画になるんです。スタートをずらすってどういうこと?それは何か次でお伝えいたします。
スタートをずらすってどういうこと?
スタートをずらすというのは、商品や会社からスタートしては集客できないということです。
「じゃ、どこからスタートするんだよ?」って?
なぜ商品や会社からスタートしてはいけないのか?商品が売れる売れないから考えてみましょう。
先日、ネーミングを変えると売れるという番組をやっていたんですけどこんな9枚刃のハサミが紹介されてました。(写真はイメージです)
元々刻み海苔を作るハサミとして売り出されたのですが全然売れなかったそうです。
売れる前の名前はちょっと忘れたんですが、「刻み海苔切りばさみ」のような名前だったと思います。
よく考えたら刻み海苔作る場面って日常でそんなに頻繁にないですよね?「手間やハサミ代考えたら市販の刻み海苔買うわ!」って?そうですよね、だから「ふ~ん」って感じで売れなかったんだと思います。
このハサミ、実は「刻み海苔を作る」ではなく「宛名の貼られた郵便物などをシュレッダー代わりに切る」ということに需要があったそうです。
それでネーミングを「秘密を守りきります!」に変えると桁違いに売れたそうです。
ハサミ自体は変わってなくて同じなのに需要が変わると売れるということなんです。同じ商品でもお客さんの見方を変えると売れるということです。
これが、スタートを商品や会社にして考えてたら、
- 9枚刃の刻み海苔切りバサミです。
- 一切りで細切りができます。
- 我々は長年ハサミを研究してきた会社です。
ってやっても「ふ~ん」で終わるじゃないですか?
もうあなたもお気づきでしょうが、集客するためには、スタートを商品や会社じゃなくてお客さんの需要にずらすことです。
商品や会社の良さを伝えて効果があるのは、「シュレッダー代わりにこのハサミが欲しい」って分かってる人だけなんです。ほとんどの人はこのハサミがシュレッダー代わりになるなんて考えもしません。
スタートをお客さんの最も必要で欲しい需要にずらして伝えると、「それ欲しい!」というお客さんが行列を作るのです。
では実際にお客さんの需要にズラしたお客様の声・インタビュー動画ってどうやって作るのでしょうか?次でお伝えいたします。
お客さんの需要からスタートするお客様の声・インタビュー動画の作り方
インタビューは質問で決まります。質問はどんなふうに考えたらいいかというと、「どんなことを伝えればいか?」=アウトプットする内容から考えます。
アウトプットする内容は
- 商品や会社の情報ではなく
- 商品を購入するお客さんの需要=欲しいこと
でしたよね?
先程のハサミの例で言うと、お客さんが欲しいのは
- 刻み海苔を作ることより
- 宛名をささっと処理したい
ということだったんですね。ということは、伝えるべきことは、
「宛名の付いた郵便物ってポイポイ捨てれないので処理に困りますよね?」
「いちいちシュレッダーにかけるのも面倒くさいし」
といったお悩み、お困りごとと、
「このハサミは宛名をこんな風にささっと処理できるんです」
という解決方法なんですね。
このお悩み、お困りごとと解決方法の情報を聞いて初めて人はハサミを欲しくなります。商品や会社の情報はこれを伝えた後じゃないといくら伝えても入ってこなかったんですね。
ではどんな質問が必要かというと、
「どんな商品を利用されましたか?」
ではなく、
「ハサミの購入前にはどんなお困りごと、お悩みをお持ちでしたか?」や
「このハサミを知る前は、どのように解決しようとしてましたか?」
「その結果はどうでしたか?」
というお悩み、お困りごとを言語化してもらう質問をした上で
「なぜこのハサミを買おうと思ったのですか?」
「このハサミの便利なところはどんなところですか?」
という解決方法を言語化してもらう質問をするのです。
という解決方法を言語化してもらう質問をするのです。
- このハサミがどれだけ切れるのか?
- ハサミを作る会社がどれだけ優れているのか?
はここまでで言ってませんよね?
なので集客できる質問をまとめると
- 商品使用前のお客さんのお悩み、問題・望みは?
- 商品使用前にどんなことを試したか?
- その結果はどうだったか?
- どこでこの商品を知ったのか?
- この商品を購入した理由は?
- この商品の便利なところは?
- この商品はどんな人にオススメか?
みたいな質問をします。もちろんケースバイケースなのであくまでも目安と思ってください。商品のスペック的な良さや会社の良さを聞く前にこのような質問を追加してみてはいかがでしょうか?
おさらい
この動画のおさらいをすると、
- 集客できないお客様の声・インタビューは商品や会社の質問をしてる
- 集客できるインタビューは商品や会社ではなくお客さんのお悩み、お困りごと、要望を聞く質問からスタートしてる
- インタビューの質問はアウトプットから考える
- お客さんの欲しいこと=問題・欲求の解決について質問する
という話をしました。
ここまでご覧いただいてありがとうございました。この記事では、
- 集客できる・できないは「どこからスタートするか?」で決まる
- スタートをずらすってどういうこと?
- お客さんの需要からスタートするお客様の声・インタビュー動画の作り方
という話をお伝えいたしました。
あなたの参考になったでしょうか?「参考になったよ!」というあなたは、どんどんシェアしてもらって構いません。それではまた、会いましょう。