この記事では、【超簡単!】動画量産に役立つコピーライティング講座をお伝えいいたします。
YouTube動画を量産、継続投稿したいけど、毎回毎回動画の台本を作り続けなければならないのが結構大変。アイデア思いつかないときもあるし心折れそうになるときもありますよね。
そんなときに、オススメなのが、コピーライティングのスキルを身につけることです。
コピーライティングのスキルを身につけると、
- アイデアが出しやすくなって台本を作る作業が楽になる
- 短時間で書けるようになる
- 視聴者にもわかりやすい、伝わる動画構成になる
そんな風に動画量産に役に立ちます。それでは行きましょう!
動画台本はコピーライティングのスキルでテンプレート化しよう
動画を量産して定期的に頻繁にアップできたらいいですよね?わかってはいるけど、定期的に頻繁にアップするのは大変。日々の仕事や生活があるので、動画作成の時間を捻出するのは大変です。
特に大変なのは、
- 動画のテーマのアイデアを考えること
- 動画編集
- 台本を作ること
って全部やないかいって感じですが、
案外、台本を書く作業って、時間が掛かるものです。僕なんか意識しなかったら3時間も、4時間も掛かっちゃいます。それを何とか1時間半に短縮できたらいいなと思ってるのですが、それは努力とか根性で何とかできるものではありません。
それにはやっぱりやり方があります。そのやり方をお伝えします。今の行動を同じやり方のまま頑張って続けるよりやり方を変えた方が前に早く進めるときがあります。壁にぶち当たったとき、困ったときは、一度やり方を見直してみるのもいいかもしれません。
一つのやり方として、動画の台本をテンプレート化するというやり方をオススメします。
- 「何書いたらいいかな?」「どうしようかな?」とか動画の構成に悩む時間を短縮できる
- 文章もスラスラ書きやすくなる(なかなかすらすら出てこないときもありますけどね。)
- わかりやすく、伝わる動画になる(なかなか伝わらないときもしょっちゅうありますけどね。)
その動画の台本のテンプレートにはコピーライティングのスキルを使っているのですが、コピーライティングには、イメージコピーとセールスコピーの2通りのライティングがあります。
- イメージコピー
- セールスコピー
イメージコピー
一般的に知られているコピーライティングとはイメージコピーと呼ばれている方ですね。例えば「そうだ京都へ行こう」とか「いつかはクラウン」の大企業のCMで使われているようなコピーライティングです。コピーライターでは糸井重里さんとか有名ですね。
セールスコピー
一方、セールスコピーは文字通り商品を売るためのコピーです。そういうと難しそうに聞こえますが、全然難しくありません。イメージコピーはある程度の才能とセンスが必要ですが、セールスライティングの方は全然才能とか必要なくて、センスはちょっと必要かもしれませんが、型を使えば誰でもそれなりのコピーが作れるスキルです。
では、実際、動画の台本のテンプレートに使われているのはどんなコピーライティングのスキルなのか?一部ですが、まずは多くの動画の全体構成で使われているPREP法というコピーライティングのスキルをお伝えいたしますね。
動画の全体構成はPREP法でわかりやすく
コピーライティングを使う一つ目の理由はわかりやすくするためです。話をわかりやすくするためのコピーライティングの手法にPREP法があります。
P(Point):結論、主張
R(Reason):理由
E(Example):具体例
P:Point、結論、主張
PREP法箱のような形で構成されていますが、多くの動画の構成にはこのPREP法が使われています。なぜPREP法なのかと言うと、ドラマや小説などでは結末を先に言うと観る気をなくしますが、ビジネスでは、逆です、結論を先にいう必要があります。
前置きが長い人っていますけど、「それで一体何が言いたいの?」って途中で聞きたくなるような話し方をする人いますよね。それを動画でやっちゃうとダメなんですね。やはりビジネスでは結論を先に言わなければ話を聞いてくれないんですね。
このページと同内容の下記のYouTube動画は、オープニング、本文、エンディングという3部構成になっています。
- オープニングでP:ポイント
- 本文でReason:理由とExample:具体例
- エンディングでP:ポイント
オープニングでP:ポイント
まず、オープニングのP:ポイントでは「〇〇はこうだ」と言った主張を行います。この動画では「動画の台本にはコピーライティングを使おう」が主張になります。オープニングで「動画の台本を書くためのコピーライティングの話が聞けるんだな」と動画の内容を明確にすることで、興味のある人に「この動画を見てみよう」と思ってもらいます。
本文でReason:理由とExample:具体例
次に本文では、オープニングで行った主張の詳細となる部分。「なぜ動画の台本にはコピーライティングなのか?」と言ったReason:理由や「コピーライティングはこのようなものがあります」とか「コピーラーティングはこのように使います」のようなExample:具体例を使っています。
エンディングでP:ポイント
最後にエンディングでは、P:ポイント、結論をもう一度おさらいすることで、視聴者の理解を整理して「あ、これだけ話を聞いたんだな」と確認してもらいます。
本当にざっとした説明をしてきましたが、全体的にはPREP法のテンプレートの型を決めると動画の台本が作りやすくなります。
動画全体も大事なんですが、動画で一番大事なのは冒頭、オープニングです。オープニングで視聴者の心を掴まなければ動画を見てくれません。オープニングで僕が使用しているコピーラーティングのスキルがPASONAの法則です。それを次で紹介いたします。
オープニングはPASONAの法則で視聴者の心を掴む
PASONAの法則はマーケッターとして著名な神田昌典さんが提唱しているセールスライティングの型として有名ですが、僕がクライアントのサイトやECサイトのセールスページを作るときのベースとなる型でもあります。
なぜPASONAの法則を使うかというと、コピーライティングを使うもう一つの目的が、相手に行動をしてもらうことなんですね。行動してもらうには、ただ情報を伝えるだけではダメで、相手に心から「やりたい」って思ってもらう必要があります。
そこには心理学が関係してくるのですが、人間の欲求、というか生物レベルの欲求になるのですが、あ、全然難しくない話ですよ、簡単ですからね。欲求を突き詰めていくと快を求める欲求と痛みを避ける欲求の2通りに行き着くそうです。
- 快を求める欲求
- 痛みを避ける欲求
快を求める欲求
快というのは気持ちいい、快楽の快ですね。「こんな風になったらいいな」とか、「これ欲しいな」といった欲求です。
痛みを避ける欲求
痛みを避けるとは、例えば、「このままだと職を失ってしまう」とか「一生このままモテない人でいますか?」と言われると「このままじゃイヤだ」という感情が生まれますよね。「職を失う」とか、「モテない人でいる」という痛みは避けようとするエネルギーが働きます。
ちなみに「痛みを避ける欲求」は「快を求める欲求」よりも強力です。だから煽る書き方をしている人もいますが、これからの時代だんだんそう言った恐れや恐怖を使った煽りは通用しなくなると思います。
この痛みを避けると快を求める欲求を使ったのがPASONAの法則なんですね。ここではPASONAの法則がどんな型なのかは詳しく語りませんが、簡単に解説すると
- 「こんなことでお困りではないですか?」といった相手の現状の問題を教えてあげる
- 「解決するにはこんな方法をがオススメです」と、解決方法を提案する
- 「解決するとこんな風になりますよ」という理想のゴールを見せてあげる
ざっくりですがそんな型です。詳しく知りたい人はPASONAの法則でネットを調べるといろいろ出てくると思います
例えば、この記事に埋め込んでる動画のオープニングを振り返って解説してみると、このようなテンプレートになっています。
- 自己紹介&感謝
- 問題提起(共感)
- 動画のテーマ
- 視聴メリット
- CTA(コール・トゥ・アクション)
自己紹介&感謝
「こんにちは、海堀芳弘です。」という挨拶をしているんですけど、同時にテロップで「この動画で話しているのは誰なのか?」を伝えています。次に動画を見てくださった方への「ありがとうの感謝の気持ち」を伝えています。
問題提起(共感)
「動画の台本って毎回毎回考えるのって大変じゃないですか?」ってここがPASONAの法則を使ってるんですけど問題提起、問題を教えてあげてるんですね。
動画のテーマ
「コピーライティングのスキルを身につけること」これがPASONAの法則の解決方法の提案ですね。
視聴メリット
「動画の台本作りが楽に早くできて、わかりやすい、伝わる動画構成ができる」これもPASONAの法則の理想のゴールですね。
CTA((コール・トゥ・アクション)
いいねとチャンネル登録の行動を促すということをやってます。
というような型のテンプレートになってます。PASONAの法則を使うことで、動画の台本が書きやすくなるしこの動画をもっと見たい、知りたいと思ってもらえるんですね。
ここまでご覧いただいてありがとうございました。この記事では、
- 動画台本はコピーライティングのスキルでテンプレート化しよう
- 動画の全体構成はPREP法でわかりやすく
- オープニングはPASONAの法則で視聴者の心を掴む
についてお伝えいたしました。
あなたの参考になったでしょうか?「参考になったよ!」というあなたは、どんどんシェアしてもらって構いません。
それではまた、会いましょう。